こんにちは、ショウイチ(@shoichi_infosys)です!
2021年10月26日~28日に幕張メッセで行われた日本最大のIT展示会である【Japan IT Week 秋】に参加してきました。
コロナ禍でオフラインのイベントが久しぶりでしたが、多くの方が参加していて大盛況のイベントでした。
Japan IT Weekは約400社が出展しており以下のようなイベントです。
ITの各分野を幅広く網羅して開催することで、ビジネス拡大を求める出展社、来場者にとって欠かせない展示会となっています。
出展ブースでは製品・サービスの販売・受注、課題についての相談、見積り・導入時期の打合せなどが行われ、“実質的な商談の場”として活用いただいています。
本イベントに参加して面白かった製品や今後流行るのではないかと思われる製品を少しではありますがレポートしていきます。
次世代EC&店舗EXPO
VRmillion
引用元:バーチャル展示会プラットフォーム「VRmillion」
バーチャル空間で展示会を開催するためのプラットフォームである『VRmillion』です。まだまだオフラインのイベントには抵抗がある方が多く、また場所を確保するのが大変なので需要は高いかと思います。
以下のような要望がある企業にオススメの製品になります。
- オンラインで展示会を開催したい
- 準備期間が短いので早く設営がしたい
- 簡単な操作でブースを設営したい
XD SPACE
アプリ不要、Webで完結するバーチャルプラットフォーム『XD SPACE』です。アバター同士で会話が出来るなどアバターでインタラクティブな感情の共有体験を提供できます。
以下のような要望がある企業にオススメの製品になります。
- 直接会話でプッシュ型の営業など自然なコミュニケーションを実現したい
- 3Dモデルによる製品展示であらゆる方向から閲覧可能にしたい
- 自由に歩き回るように空間を楽しんでもらいたい
クラウド業務改革EXPO
SmartMeeting
引用元:SmartMeeting
クラウド人事労務ソフトを提供しているSmartHRのグループ会社SmartMeeting社が運営しているクラウド会議改善サービス『SmartMeeting』です。
会議の生産性を向上するために以下のような機能を備えています。
- 目的に応じた議事録のテンプレート
- 会議データの分析から改善点を導き出す
- 文字起こしで議事録作成をサポート
以下のような要望がある企業にオススメの製品になります。
- 無駄な会議を減らしたい
- 議事録作成が大変なので何とかしたい
- 議事録を整理してチームへの情報共有を楽にしたい
Rimo voice
引用元:Rimo voice
『Rimo voice』は会議で録音した音声ファイルやイベント等の動画ファイルをアップロードするだけで高精度のAIが音声を自動で文字起こししてくれるサービスです。
日本語に特化したAIを利用し、1時間程度の音声データならたった5分前後で文字起こしが完了します。
以下のような要望がある企業にオススメの製品になります。
- 会議が多く、議事録の作成が大変
- オンラインイベントの動画を字幕付きで公開したい
- まずは無料トライアルで試してみたい
Qast
引用元:ナレッジ経営クラウド Qast
『Qast』は、個人のノウハウを引き出し、組織全体のパフォーマンスを最大化するナレッジ経営クラウドです。
社内での質問やQ&Aをそのままナレッジとして蓄積することができ、社内版Wikipediaのように集約・活用することができます。またSlack、Teamsと連携することが可能でチャット上のメッセージをボタン1つでQastに投稿することも可能です。
以下のような要望がある企業にオススメの製品になります。
- 問い合わせの窓口を1点に集約したい
- 投稿内容をAIで自動分類(自動タグ付け)したい
- スタッフのプロフィールを共有し、質問や相談をしやすい環境にしたい
LayerX インボイス
引用元:LayerXインボイス
『LayerX インボイス』は請求書の受け取り後、AI-OCRが請求書を自動でデータ化の上、仕訳データや振込データの自動作成及び会計システム連携をシームレスに実行することで経理DXを推進するサービスです。
あのGunosyを創業した福島氏が代表を勤めるLayerXのサービスということで業界内でも注目度が高いサービスの1つです。またDMMでCTOをされていた松本氏が代表取締役CTOに就任されたので更なる事業発展も期待されています。
以下のような要望がある企業にオススメの製品になります。
- 請求書処理にかかる時間を削減したい
- 会計システムとシームレスに連携させたい
- 面倒な仕分作業を無くしたい
AI・業務自動化
PEP
引用元:業務自動化チャットボット PEP
『PEP』は誰でも簡単にチャットボットを作成し、社員の代わりに煩雑な情報を探してくれる、業務自動化チャットボットです。
利用中のチャットサービスをインターフェースとしてチャットボットを簡単に設置することができ、色々な手作業をチャットボットに任せることができます。
ユーザーがチャットボットに送ったメッセージ数によって料金が変わるため、規模に関わらずスモールスタートできます。
以下のような要望がある企業にオススメの製品になります。
- イントラ内の規定やマニュアル探しを一本化したい
- 情シスの問い合わせ対応の工数を削減したい
- 現在利用しているインターフェースをそのまま流用したい
Chat Plus
引用元:Chat Plus
『Chat Plus』はチャットボット導入実績No1のチャットプラス社が運営している業務自動化チャットボットです。
No1の導入実績、月間84億分のコミュニケーションデータをもとにシンプル、簡単に導入できるチャットボット製品です。スモールスタートから全社展開まで全ての要望に合わせたプランを用意しているので、顧客のニーズに合わせて導入することが出来ます。
以下のような要望がある企業にオススメの製品になります。
- 導入実績の多いチャットボットを探している
- 誰でも簡単に使いこなすことが出来るチャットボットがいい
- 多くのプランから自社にあったプランで利用したい
datagusto
引用元:datagusto
『datagusto』はデータを入れるだけで高度なAI分析を行うことができるSaaS型ツールです。
これまで企業がAIを活用しようとすると、専門のコンサルタントに依頼したり、データサイエンティストを雇用したりするのが必要で、多大なコストがかかっていましたが、datagustoであればユーザーが専門知識をまったく持たずとも、簡単にAIを使いこなすことが出来ます。
以下のような要望がある企業にオススメの製品になります。
- 専門知識が無いけどAIを利用してみたい
- 仮説を立てたけどシミュレーションして確信を持ちたい
- 今の行動を変える将来の数字を予測したい
Web&デジタル マーケティング
Video BRAIN
引用元:企業向けNo1動画制作・編集ツール Video BRAIN
『Video BRAIN』は、企業活動におけるコミュニケーション課題を動画で解決し、DX化を推進する動画編集サービスです。
技術を駆使し、動画制作を極限まで効率化。圧倒的な情報量をもつ動画によって、「伝わらない」ことにより起こる問題をなくし、企業の成長を後押しします。
自社の商品やサービスの魅力を伝えるだけでなく、社内システムの周知でも動画で展開することにより、見やすく、伝わることで利用促進に繋げることができます。
以下のような要望がある企業にオススメの製品になります。
- 動画編集にかかる工数を減らしたい
- 専門知識が無くても動画編集できるサービスを探している
- 動画活用が初めてなのでサポートしてもらいたい
まとめ
今回はJapan IT Week 秋に出展している中から自分が気になった・面白そうだと思った製品をご紹介させていただきました。
コロナの影響でリモートワークの働き方が定着しはじめているなか、コミュニケーションやセキュリティなど多くの課題も発生しているので、その課題にアプローチする製品が多くあったと感じました。
AI導入による業務効率化は今後も色々な製品が発表されそうで引き続き楽しみな部分です。
新しい製品を見ることは現状の課題解決の糸口がみつかったり、純粋にITの未来を見ることでモチベーションがあがったりもしますので、是非皆さんも参加してみてください。